– Crazy Cat Gentleman –
何かと理由をもとめたがるのが男子ですが、それなりの理由があれば勝手に納得してしまうのも男子です。そう、ネコより単純な生き物なんです。
バレンタインにもらうチョコもそれなりの理由があれば男子はうれしいもの。もちろん「好き!」という理由が1番ですが、チョコそのものに理由があれば「ふむふむ、そこまで俺のことを考えて」となるわけです。
-Demel Solid Chocolate & George –
ネコ好きには有名な『デメル』のベロだしチョコもいいですが、個人的にはワケ(理由)ありの『Endangered Species Chocolate』がおすすめです。商品名のとおりEndangered Species(絶滅危惧種)の保護活動を支援しているチョコレートなのです。
– Endangered Species Chocolate –
このチョコレートは自然保護活動をしている団体に売上げの10%を寄付しています。家族経営の小さな農家からフェアトレードで高品質のカカオを仕入れて、すべてオーガニックのグルテンフリー、食にこだわるビーガン(完全菜食主義)の方も食べられます。そう、動物にも、人にも、体にもどこまでも優しい塊がこの板チョコなのです!
– Inside the wrapping paper of the Ocelot & Tiger –
手元にあるトラ(ダークチョコレートとエスプレッソビーンズ)とオセロット(アーモンドバタークリーム入りダークチョコレート)のほかに、クロサイ、ラッコ、チンパンジーなど20種類以上もの絶滅のおそれのある野生生物&フレーバーがあります。
包装紙の裏には各動物の現状が書かれておりまして、トラの包装紙には生態や習性、オセロットの包装紙には絶滅危機の大きな原因(森林伐採、狩猟)、激減している地域などが記されていました。
ネコ科のチョコはトラとオセロットのほかにヒョウ、クロヒョウがあるので、ネコ男子にはいずれかのチョコを贈るのがベターでしょう。
– Dark chocolate with espresso beans –
味は無駄に甘くなく、カカオ本来の濃厚な味わいが楽しめます。チョコがあまり得意ではないネコ男子も美味しくいただけると思います。
そしてチョコを渡して選んだワケ(理由)をネコ男子へ伝えたときに食いつきが良ければ、ネコ科の絶滅危惧種を追加で教えて上げるのもアリです。マニアックすぎると惹かれることもなきにしもあらずですが、真性のネコ男子であれば「それで、それで」と前のめりに聞いてくるでしょう。
*IUCN(国際自然保護連合)絶滅危惧種ネコ科リスト・2015年*
・チーター ・アフリカゴールデンキャット ・ボルネオヤマネコ
・ハイイロネコ ・クロアシネコ ・コドコド ・アンデスネコ
・ジャガーネコ ・スペインオオヤマネコ ・スンダ ウンピョウ
・ウンピョウ ・ライオン ・トラ ・ユキヒョウ
・マレーヤマネコ ・サビイロネコ ・スナドリネコ
上記を丸暗記するのは難しいのと、力を入れるポイントがあきらかに違うので「なんか、17種類いるんだって」と軽く言う程度でいいでしょう。しかしこれで本当にネコ男子が喜ぶのか、という疑問も聞こえてきそうですが、最初に言ったように、ネコより単純な生き物なので大丈夫です。
問題なのはこのチョコを海外サイトから買わないといけないということ……世の中そんなに甘くないですね。と、思いきや日本語対応でした。
それでは世界のネコ科におもいをはせながら甘いバレンタインをお過ごしくださいませ。
絶滅危惧種チョコは海外サイト『iHerb(アイハーブ)』から購入可能です。※40ドル以上購入すると送料無料。