新刊『猫ともっと仲良くなりたいんニャ!』。

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全国書店にて10月3日から発売中です。
『猫ともっと仲良くなりたいんニャ!』[ タカハシヒカル ]

Date:2014/10/04 | Category: ネコ | Comments (2) |

『猫ともっと仲良くなりたいんニャ!』昨日発売!

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昔から大事な日には自信がありました。遠足になれば前日から発熱し、運動会当日には腹痛、気になる女子と温泉に行けば前代未聞の下痢に襲われ、友人と旅行に行けば頭痛で目玉の見学(万里の長城)はキャンセル。

こういったことが普通におきるのですが、今年は当たり年なのか一昨日(本の発売日前日!)から本年度3回目の伝家の宝刀=扁桃炎が火を噴きました。この扁桃炎にかかると熱が39度まで上がりますが、これがもう生き地獄で、ノドが痛くて唾液も飲み込めない、高熱でとにかく苦しい、水を飲もうにもノドが痛い、けど飲まないと苦しい……。とくに深夜から朝方にかけてこれでもかと熱が上がり、心身ともにフェスティバル状態になります。

パティさんは年の功かこんなボクを12年間何度も見ているので、朝ご飯の催促もせずにボクがフラフラ起き上がるのをおとなしく待っています。

問題は新人ネコのジョージくんです。

ボクがフェスティバル状態で「う゛ぇー、う゛ぇー」とベッドの上でうめいてると、なぜかお気に入りのおもちゃ(猫じゃらし)をくわえて体の上に登ってきます。それも嬉々とした表情で……。

ただでさえ高熱で苦しいのに、胸の上に毛玉4キロが乗り、犬でいう伏せの状態で待機。もうボクも高熱で体に力が入らないし、頭はもうろうとしているしジョージをさとす余裕もないので、猫じゃらしを手に取り「う゛ぇー、う゛ぇー」うめきながら猫じゃらしを左右に振るわけです。

待ってましたとばかり、ジョージはすごい勢いでボクの体を確実に踏みながら猫じゃらしを追いかける。ピンクのカバが見えるほどの高熱にジョージの悪魔のようなフットスタンプで、もしボクがここで息途絶えたら「独身猫男、猫じゃらしを手にベッドで怪死!」の文字が地域新聞に踊るのか……。

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このような猫好き男の猫生活やボクが見聞きした猫のことを書いたのがこの『猫ともっと仲良くなりたいんニャ!』です。

長い、ここまでくるのに、長すぎる!

今回は『ネコでプッ! THE MAGAZINE』で大変お世話になったイラストレーター&漫画家・ふじいまさこさんにパティ&ジョージとの猫生活を漫画にしていただいています。ふじいさんは絵もさることながら言葉の選びかたがとても宇宙的でほんとセンスのあるお方。また雑学コーナーのイラストにはボクが16歳(田舎のパンク少年)の頃に音楽スタジオで知り合った女の子(現在、二児の母&イラストレーター)に描いてもらったりと、今回もいろいろなご縁とお力で完成した1冊になっております。

そしてこの本は原稿と漫画のストーリー以外(へなちょこイラスト少々)は、編集さんとデザイナーさん(気心の知れたチーム・のせ猫)が制作しました。いつもはボクもデザインや全体のテイストを考えたり、あれこれ制作するのですが、お任せしたぶん全体的にくどさが抜けて本らしい本に仕上がっております。

猫好きの方はもちろん、独身の猫男子(同志よ!)、猫好き男の日常をのぞきたい猫女子、これから猫と生活したいと考えている方に読んでいただけるとうれしいです。

そうそう、漫画にはボクも出てきますがきっちり2割増しで描いてもらっているので「実物と違う!」など、夢のないクレームはいっさい受け付けませんのであしからず。


『猫ともっと仲良くなりたいんニャ!』
宝島社/¥1,058(税込)

Date:2014/10/03 | Category: ネコ,ボク | Comments (0) |

ひと夏の出来事 in 我が家。

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この夏はこれといって大きな出来事はありませんでした。しいてひとつあげるとしたら新人ネコのジョージが少しばかり生意気になったことです。夏休み明けに急に不良っぽくなった少年のように、ジョージはカリカリを拒否するようになり、缶詰をよこせとツッパリだしたのです。

だいたいこんな場合はひと夏の間に、新しい仲間でもできたか、憧れの先輩ができたか、映画や本に影響されたか、くじけたか、大人なんてみんな嘘つきだ!っとなったに違いありません。女性の線も考えられますね。いや、そんなことはどうでもよくて、とにかくジョージの不良性が増しているんです! 女王パティの前でもふてぶてしい態度をとるようになり、彼女もプンスカして鋭いパンチを飛ばすようになりました。

そもそもあの食いしん坊のジョージが、用意した朝飯(カリカリ)を我慢して、夜飯(カリカリ×缶詰)だけを食べるようになったのが考えられません。三度の飯より、ご飯が好きという筋金入りのあの卑しん坊がです。これを成長と呼ぶのか、わがままというのか、思春期というのかわかりませんが、その結果、朝の分も巻き返そうと夜2食分たべるようになりました……。これが今年の夏、我が家でおこった唯一の出来事です。

そして夏が終わる。
これといって何もなく。
ジョージの不良性だけを残して、
夏が……。

Date:2014/09/12 | Category: ジョージ | Comments (0) |

長毛ネコのお疲れサマー。

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夏ですね。ベロしまい忘れてますね。

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お暑いですからね。あります、あります。

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自然と開くんですね。アジの開きと一緒ですね。

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お暑いですからね。開きます、開きます。

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でもレディは隠すんですね。お股。いいと思います。

Date:2014/08/15 | Category: ジョージ,パティ | Comments (0) |

ネコ好き外国人に聴かせたいジャパンネコミュージック8選!

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日本は外国人も認めるネコ大国です。昔でいうと浮世絵にもたくさんネコが描かれていますし、現代では日本を代表するキャラクター・キティちゃんが海外でも「KAWAII」と評判です。また日本式の猫カフェ(猫に特化したカフェ)は、イギリス、フランス、ロシア、韓国、中国など、各国に続々オープンしていますし、頭につけるネコ耳にいたっては、世界のその筋の愛好家に絶大な人気を誇っています。

ブログやYouTubeから人気に火がついた、箱に入るネコ『まる。』や上手にモノを乗せる『かご猫』は、海外にも多くのファンがいます。

日本のネコに関するさまざまなものが海外に紹介されていますが、ネコにまつわる音楽はあまり知られていません。もちろん言葉の壁もありましょうが、いいものは、いいということで、わたくしネコMEN(猫男)が独断と偏見でロック&ソウルフルなネコサウンドを選曲させていただきました。ネコ好きの外国人のみなさま、これがクールニャパンだ!

NECO NEMURU with KAZUMI NIKAIDO『Cats meow, the dog bow!』(2009)

neco眠る with 二階堂和美(にかいどうかずみ)/『猫がニャ~て、犬がワンッ!』(2009年)。名前からしてネコ度の高い『neco眠る』は、おもわず体がリズムを刻んでしまうインストバンド。シンガソングライターの二階堂和美さんはジブリ映画『かぐや姫の物語』の主題歌も歌っています。ご本人はミュージシャンであり、お坊さんでもあります。音楽もさることながら、観ているだけで頬が緩むPVも最高です。

Blankey Jet City 『CAT WAS DEAD』(1998)

ブランキー・ジェット・シティ/『キャット ワズ デッド』(1998年)。3ピースのロックバンド。2000年解散。メジャーデビューの切っ掛けとなったTV番組「いかすバンド天国(イカ天)」初登場のときに演奏した曲であり、1stアルバム『Red Guitar And The Truth』のオープニング曲でもある、ある意味切り込み隊長的な1曲。救いのない歌詞は純粋そのもので泣けてくる。

THE CRO-MAGNONS『NYAO NYAO NYA-』(2008) 

ザ・クロマニヨンズ /『ニャオニャオニャー』(2008年)。伝説のパンクロックバンド『ザ・ブルーハーツ』のVo.甲本ヒロトとGt.真島昌利が結成したロックバンド。この曲は3rdアルバム『FIRE AGE』に収録された野良ネコアンセム。自由気ままな野良ネコの気持ちを代弁したかのような楽曲は真島昌利が手掛ける。考えてはダメ、感じる曲です!

BLACK CATS『TOKYO STREET ROCKER』(1984)

ブラック キャッツ/『東京ストリートロッカー』(1984年)。80年代に一世を風靡した原宿のロカビリーショップ『クリームソーダ』の店員達が結成したロカビリーバンド。1986年にグループ解散。日本のみならず海外でも人気が高く、ザ・クラッシュは来日時にファンクラブに入会し、ジョニー・サンダースはステッカーをギターに貼っていたそう。この曲は織田哲郎プロデュースの4thアルバム『東京ストリートロッカー』に収録。

AKI YASHIRO『black-tailed gull』(1982)

八代亜紀(やしろ あき)/『海猫』(1982年)。演歌の歌姫こと亜紀ネエは、2012年に全曲ジャズナンバーのアルバム「夜のアルバム」をリリース。NYのジャズクラブでライブをするなど、演歌の枠に止まらず、クラブシンガーとしても活躍中です。この曲は海猫(カモメの一種)をメタファーに、女心を切々と歌い上げています。

BIG MAMMOTH『stray cat and I』(1976)

ビッグ・マンモス/『ぼくとドラねこ』(1976年)。彼らはTV番組『ママと遊ぼうピンポンパン』で結成された歌って踊れる少年合唱団。少年達のシンガロングな哀歌は、勇ましいリズム、恨み節の歌詞、一生懸命なダンスからなる、三位一体の胸アツミュージカル。大袈裟にいうと野良ネコを通して強くなっていく少年達の心の成長を描いた楽曲です。歌よりもこの少年達が気になる!っという方は「ボーイ・ソプラの館」に詳しく書かれています。

YUJIRO KUDO『Back of cat』(2012)

工藤祐次郎(くどうゆうじろう)/『ねこの背中』(2012年)。東京都杉並区に拠点を構える宮崎県出身のシンガソングライター。この曲は自身が主宰する『おぞうにレコード』から昨年発売したアルバム『ねことお化けと台所』に収録。力の抜けた心地よい楽曲もさることながら、図画工作の授業を思い出すような手作り感満載のゆるーいPVも個人的には好み。

Tegomass 『Cat poisoning』(2013)

テゴマス/『猫中毒』(2013年)。手越祐也、増田貴久によるヴォーカルユニット。スウェーデンでもデビューしています。ジャパニーズエンターテイメントとネコちゃんのコラボから生まれた現代を代表するJNM(ジャパンネコミュージック)。イケメンを活かしたネコの着ぐるみに、ネコあるあるの歌詞など、見た目も内容も含めてネコ好きガール=猫中毒女子にはたまらない1曲でしょう。

Date:2014/07/26 | Category: ネコ | Comments (0) |